二〇一五年一一月一四日

米中対決 10の大胆予測

1.中共軍の人工島の巨大航空基地は、一隻の米空母を上回る防空能力を有さず、むしろ、防空能力はこれに劣る。
2.この人工島の脅威は、人工島の航空基地が、中共の本国艦隊の支援及び、共同戦闘をどの程度受けられるかによる。

3.米海軍駆逐艦による人工島周辺での行動は、2についての中共艦隊の用意を知るために行われている。
4.中共海軍が、原子力空母による本格的機動艦隊をどの時期までに建設することができるか、あるいはできないかが、米中対決の勝敗を分けることになる。油断はできないが、原潜については、中共海軍が米軍に太刀打ちすることは難しいだろう。
5.現代においては、電子戦、電波戦における技術のほうが、すでに公開されている民生技術の転用により、急追することが可能であり、従って、中共は、原子力空母による機動艦隊の建設とそれに搭載する戦闘機及び、対潜哨戒システム(ヘリ及び艦載機)の建設に注力することが最適戦略と言える。
6.対する米側は、中共空母への攻撃は、攻撃型原子力潜水艦と原子力空母の両方が担うことになる。米軍の指揮が適切ならば、中共による対潜哨戒は、米空母艦載機によるミッションキルにより、成果をほとんど挙げることができない。
7.中共地上航空基地に対する米側の攻撃の主力はSSGNが担うことになる。SSGNの搭載するロングレンジの巡航ミサイルにより、中共航空基地は大きな脅威を受ける。また、SSGNは、特殊部隊の侵入作戦を実施することがあり、これも含めて中共地上基地は、複合的な脅威を受けることになる。(SSGN:戦略ミサイル原潜(SSBN)の弾道ミサイル用垂直セルを改造し、多数の水中発射巡航ミサイルを搭載(百数十発と云われる)した原潜)
8.中共の攻撃型原潜は、現状では、騒音のため、中共機動部隊の水中護衛をすることは難しく、通商破壊のような機動的作戦に従事することになるだろう。中共の通常潜水艦は、待ち伏せ攻撃のような、いわゆる移動機雷としての脅威を米国に与えるが、大きな脅威を与えることは難しいだろう。
9.日本が保有するヘリ空母は、シーレーン及び後方地域で、中共の攻撃型原潜による通商破壊及び、輸送破壊のような障害に対処することになる。これは、ひとえに日本側のこれらの艦隊の防空能力に問題があるためであり、中共の機動部隊が進出してきた場合、単独戦闘は困難である。
10.米国が、断固たる姿勢で、大規模な早期の介入をした場合、中共が勝利を得ることは難しいだろう。

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wadatsumipress at 16:28│Comments(0)菊地英宏 

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